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[2016]日本濑户内国际艺术祭

2016-05-29 00:58:26 来源: 一次旅行11月号 作者:王美福

每3年才一次的「濑户内国际艺术祭」。「濑户内国际艺术祭」透过艺术呈现自然环境、环保、建筑、设计等主题,展场遍布数个岛屿,欣赏艺术之美的同时,也能一览岛屿风光。以「海的复权」为主题,藉由融入岛上风景的所有作品,让参观者重新认识各小岛的魅力,找回一度没落的濑户内海的全新定位。

集结地方政府、财团及民间力量等组织所共同打造的「濑户内国际艺术祭」,是全球首个以岛屿为舞台的大型艺术展览盛事。除了艺术祭举办当年之外,岛上也有全年可参观的常设作品,与艺术祭合称为「Art Setouchi」。

为什么要「濑户内国际艺术祭」,目前岛上面临居民减少、高龄化的现象,地区的活力降低,渐渐失去了岛的个性,为了让濑户内海的各岛回复美丽自然与人类共生的荣景,以「地球的希望之海」为目标,包括濑户内艺术祭在内的「Art Setouchi」因应而生。

 

2016年,第3届的濑户内国际艺术祭再度登场,这次将展期分为春夏秋3个阶段,共计108天的活动期间,展场分布在濑户内海上的直岛、豊岛、女木岛、男木岛、小豆岛、大岛及犬岛之外,还包括春季展期限定的沙弥岛,与秋季展期限定的本岛、高见岛、粟岛、伊吹岛等。

濑户内国际艺术祭标榜「民俗、艺能、祭典、风土记的通时性」与「现代美术、建筑、演剧的共时性」的特色,由艺术家、作家或建筑家各自发挥创意,甚至不乏与岛上的居民共同创作完成的作品。当岛上的日常生活一景变身为创作,小岛也能站上世界舞台、展现环海地区的独特魅力,在欣赏艺术之美的同时,也能一览岛屿风光,在小岛点与点跨越的过程中,发现艺术的真正价值与魅力。

 ▼ 直岛

宮島 達男, Sea of Time 98
家プロジェクト「角屋」

現在も生活が営まれる地域で、古い家屋などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、家の空間そのものを作品化した「家プロジェクト」。本作品は、200年ほど前の家屋を改修した家プロジェクトの第1弾。外観は漆喰仕上げ、焼板、本瓦だが、中には125個のLEDデジタルカウンターが水面で明滅を繰り返す。

内藤礼「このことを」
家プロジェクト「きんざ」

現在も生活が営まれる地域で、古い家屋などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、家の空間そのものを作品化した「家プロジェクト」。本作品は、築約200年の小さな建物を改修。屋根や柱の構造はそのままに、伝統的な技術を使いつつ、外壁を含め家屋そのものを作品化。1人ずつ中に入り、15分間、作品が体験できる。

安藤忠雄
ANDO MUSEUM

約25年前から直島と関わり、数多くの美術施設を設計してきた安藤忠雄が、古い町並みの残る本村地区に建てたミュージアム。自身が取り組んできたプロジェクトや、直島の歴史を模型や写真で紹介する。その島の歴史を刻んだ街並みに配慮し、外観は古い民家の姿を残す。中はコンクリートの空間が広がり、建物そのものが作品となっている。傾斜した壁や円形の部屋、トップライトによる光の取り入れ方は安藤の今までの設計スタイルを凝縮している。直島では一貫して自然との共生をテーマに掲げてきた安藤が、歴史を見せるという新たなテーマに取り組んだもので、小さな空間に安藤建築の粋を集めたものとなっている。

家プロジェクト「護王神社」
杉本博司「Appropriate Proportion」

現在も生活が営まれる地域で、古い家屋などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、家の空間そのものを作品化した「家プロジェクト」。本作品は、江戸時代から祀られてきた神社を杉本博司が自ら設計して改築。地下の石室はガラスの階段で本殿と結ばれ、地上の光が入り込む。つまり、地下と地上とがひとつの世界を形成している。護王神社の本殿と拝殿は、いつでも見学、参拝可能。

大竹伸朗「舌上夢/ボッコン覗」
家プロジェクト「はいしゃ」

現在も生活が営まれる地域で、古い家屋などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、家の空間そのものを作品化した「家プロジェクト」。本作品は、かつて歯科医院兼住居だった建物を大竹伸朗がまるごと作品化。屋内外に多様なオブジェや廃材、看板、ネオン管などがコラージュされ、混沌とした空間をつくり出している。

 ▼ 豊岛

トビアス・レーベルガー——あなたが愛するものは、あなた
あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする(日本フランチャイズバージョン)

港に面した空家をカフェに改装。迷彩柄やストライプ、水玉などの模様が天井や床、壁、テーブルに施され、店内の空間がまるごと作品となっている。

 

森万里子 Mariko Mori

もりまりこトムナフーリ生と死を象徴する現代のモニュメントを設置。この立体は神岡宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)とコンピュータで接続しており、超新星爆発(星の死)が起こると光を放つ。

豊島美術館

2010年秋、建築家・西沢立衛とアーティスト・内藤礼により唐櫃に誕生した美術館。瀬戸内海を望む豊島の小高い丘の中腹に立地。周囲には美術館建設を機に地元住民が中心となって再生した棚田が広がり、自然と建築、アートが融和した美しい環境をつくりだしている。内部空間では、床のいたるところから水が湧きだし、一日を通して「泉」が誕生する作品《母型》が展開される。

塩田千春(Chiharu Shiota)
遠い記憶

芸術祭2010からの作品。島々で集めた木製建具で構成したトンネルを設置。
設計=金箱温春

 ▼ 女木岛

レアンドロ・エルリッヒれあんどろ・えるりっひ
不在の存在

改装した空家に、作品2点を設置。誰も歩いていないのに音と足跡が現れる庭など、凝った仕掛けの不思議な体験型作品だ。喫煙室、図書室とカフェも併設されている。

カモメの駐車場

港にずらりと並んだ約300羽のカモメは、風が吹くといっせいに方向を変える。風の流れとカモメの群れの習性を視覚化した作品だ。そして、2013年には、作家がデザイン監修した防潮堤があらたに登場した。

段々の風

かつて段々畑だった場に、約400個もの陶のブロックを曲線を描くように設置。女木島の集落と海が見渡せる光景と作品の一体化を図り、大パノラマを見せる。

女根/めこん

休校中の女木小学校の中庭で展開する大竹伸朗の作品。中庭には、敷地に対して明らかに不釣り合いな大きさのブイと、女木島に自生していたヤシの木が直立し、その周囲には複雑に屈曲した木の根や熱帯植物が溢れるなど、大竹が女木島の印象として感じとった植物の生命力と、それを象徴する“根”を主軸に、空間全体が作品となっている。


  ▼ 男木岛

ジャウメ・プレンサじゃうめ・ぷれんさ
男木島の魂

港のそばにあり、巨大ゲートのような空間。屋根には日本語やアラビア語、ヘブライ語、中国語などのさまざまな文字が組み合わされ、世界の多様さを現すとともに、日中はその影が地面に映る。そして夜は空に向かって光が投射する光景が広がる。

眞壁陸二まかべりくじ
男木島 路地壁画プロジェクト wallalley

島巡りをしていると、集落のあちらこちらでカラフルな壁画に出くわす。島で集めた廃材などに風景のシルエットを描き、民家の外壁に設置した作品は、もはや島の景観の一部だ。

谷口智子たにぐちともこ
オルガン

男木島の路地に、パイプを配管。望遠鏡や潜望鏡が組み込まれたパイプをのぞくと、海の眺めが現れたり、ハーモニカや風、人の会話などが聞こえたりといった楽しい体験ができる

 山口啓介やまぐちけいすけ
歩く方舟

旧約聖書に出てくるノアの方舟のエピソードに想を得た立体作品を海のそばに設置。海や空に溶け込むよう、白と青に着色した4つの山がある方舟が、海を渡ろうと歩くさまを視覚化する。いわきに向かって歩き出し、災禍を鎮めるという思いが込められている。

 ▼ 小豆岛

チェ・ジョンファ(崔正化)ちぇ・じょんふぁ
太陽の贈り物

「オリーブの島」として親しまれる島の玄関口に、オリーブの葉を王冠の形に仕立てた彫刻を設置。金色に光り輝く円環からは海が眺められる。島の子どもたちのメッセージも刻まれ、未来への夢を託す。

長澤伸穂ながさわのぶほ
うみのうつわ

船の母体(うつわ)は、瀬戸内海のさざ波と呼応し、呼吸しているかの如く、紺碧色のグラデーションに変化する。その光の明滅は、瀬戸内海の波の音をインターラクティブな光として知覚化したもの。人々は島の自然を五感を通じ、体感できる。

ヤノベケンジやのべけんじ
スター・アンガー

坂手港の灯台跡地に巨大な立体作品を設置。太陽のような光り輝く球体の上に、水の神様である龍が鎮座し、叫びを上げる姿は坂手港のシンボル・モニュメントとなった。

清水久和しみずひさかず
オリーブのリーゼント

オリーブにも似た顔型の白い立体に、「強さ」や「若さ」を感じさせるリーゼントのヘアスタイル。オリーブの木々の中にもモノクロの造形物が立ち現れることで、畑の中に異次元の世界が出現し、神々しいまでの空間が地域を象徴する場として生まれる。モノを介して、人と人を繋げるという、デザインの根源的役割を見つめなおした作品

 ▼ 大岛

田島征三たしませいぞう
水族館

入所者が暮らしていた建物を「水族館」にした。建物全体が、海伽热唆~の恋物語が塗り込められた「空間絵本」となっている。

やさしい美術プロジェクトやさしいびじゅつぷろじぇくと
{つながりの家}海のこだま

やさしい美術プロジェクトは、国立療養所大島青松園で、入所者の人々と交流を深めながら活動している。入所者が暮らしてきた建物に「GALLERY15」を開設。GALLERY15では、入所者だった故鳥栖喬氏の

 ▼ 犬岛

名和晃平なわこうへい
犬島「家プロジェクト」F邸/Biota (Fauna/Flora)

アートと建築が島の風景や生活、人々と一体となるよう、「桃源郷(アルカディア的な理想をこめた)」をテーマに展開される犬島「家プロジェクト」。本作品は、石の神様が祀られている神社に隣接する民家を解体、使える部分を利用してリノベーション。内部では、動物や植物を思わせる様々な形態、テクスチャーをもつ彫刻を坪庭を含む空間全体を使ってダイナミックに展開。犬島という場を背景に、新しい生のかたちを表現する。
設計:妹島和世 アーティスティックディレクター:長谷川祐子

荒神明香こうじんはるか
A邸/リフレクトゥ

円形で透明アクリルのA邸は、中に入ると作品と外の風景が眺められる。このギャラリーに、華やかな色の造花の花びらを上下対称に貼り合わせた作品を展示。空や山、周囲の民家などの光景との連続性が感じられる。
アーティスティックディレクター:長谷川祐子 | 建築:妹島和世

 

荒神明香こうじんはるか
S邸/コンタクトレンズ

透明アクリルの壁が連なるギャラリーに、大きさや焦点が異なる無数の円形レンズで構成された作品を設置。周囲の木や家の軒先、歩く人々など集落の風景がさまざまな形や大きさで映し出される。
アーティスティックディレクター:長谷川祐子 | 建築:妹島和世

下平千夏しもだいらちなつ
C邸/エーテル

瀬戸内海を望む坂道に位置するC邸は、築200年の建物を改修したギャラリー。この広い空間に水糸(建築工事などの際に水平線を示す目的で用いる糸)を縦横無尽に張り巡らせるインスタレーション。光の線のような強い発色の水糸が島とアート、鑑賞者をつなぐ。
アーティスティックディレクター:長谷川祐子 | 建築:妹島和世

 
 ▼ 沙弥岛[春]

ターニャ・プレミンガーたーにゃ・ぷれみんがー
階層・地層・層

香川県でよく採れる花崗土を盛り、芝で覆われた丘を造成。なだらかな斜面を登ることもでき、沙弥島の光景を一変させるとともに、新たな展望スポットにもなった。

 ▼ 本岛[秋]

石井章いしいあきら
Vertrek「出航」

塩飽水軍の本拠地だった本島。日本で初めて太平洋を往復した咸臨丸には塩飽出身の船員が多く伌?筏皮い�。このことにちなみ、咸臨丸の彫刻を制作し、記念碑のそばに設置した。

中島伽耶子なかしまかやこ
うつりかわりの家

空家の壁や天井に小さな穴をあけ、太陽の光で室内を照らし、太陽の動きとともに島の時間の流れを演出する。

野村正人 のむらまさひと
海のテラス

高台にある民家の庭を海と一体となるようなテラスにし、目の前に広がる瀬戸内海が楽しめます。

 ▼ 高見岛[秋]

内田晴之+小川文子+田辺桂  除虫菊の家
除虫菊の家

高見島はかつて蚊取り線香の原料となる除虫菊の栽培で栄えた。その歴史を踏まえ、島の人々と除虫菊を栽培し、民家の中で作品を展開。当時の営みが煙とともに漂う。

 ▼ 粟岛[秋]

日比野克彦ひびのかつひこ
瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト

2010 年からスタートしたプロジェクト。作家はこれまで粟島沖などで自ら潜水し、海底調査を行ってきた。海底から拾ったものに想いを巡らせる「ソコソコ想像所」が粟島海洋記念館で展開される。

 ▼ 伊吹岛[秋]

小岛上的秘密|2016日本濑户内国际艺术祭
石井大五  トイレの家
トイレの家

廃校の校庭にトイレを設置。天井や壁のスリットから光が射し込み、時間帯によって異なる様子を見せる。また、スリットが屋内につくり出す影は、あたかも迷路のような島の路地を連想させる。


  ▼ 高松港

荒木経惟あらきのぶよし
アラーキー列車

JR予讃線と土讃線を走る列車の車体をラッピングし、アラーキー列車として咝肖工�。高松から新しく加わった西の島々に向かって、アラーキー列車で移動するのもおすすめだ。
※車両検査等により別の車両で咝肖工雸龊悉?ⅳ辘蓼埂�

谷山恭子  I'm here. ここにいるよ。
I'm here. ここにいるよ。
プールに多様な仕掛けをした作品。

 ▼ 宇野港周边

淀川テクニック   宇野のチヌ
宇野のチヌ

宇野港に設置された巨大なチヌ(クロダイ)。ゴミや漂流物を素材として立体作品を制作してきたアートユニットが海や島を背景にカラフルな作品を作り上げた。

小沢敦志おざわあつし
舟底の記憶

旧大日本帝国海軍の船で使われていたいかりや、ノルウェーの船のスクリュー、それに玉野市内で不用になった各種の鉄製品を組み合わせて、ダイナミックで巨大な立体作品を制作。海の記憶と世界の記憶、人の記憶と町の記憶を融合させる試み。

会 期
春|2016年3月20日[日・春分の日]—4月17日[日]29日間
夏|2016年7月18日[月・海の日]—9月4日[日]49日間
秋|2016年10月8日[土]—11月6日[日]30日間
会期総計|108日間

  

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